転職成功の道すじ-前編
みなさんこんにちは。
転職FPの眞中です。
今回は
「どのようにして転職を成功させていくのか」に
ついてお伝えできればと思います。
前回のブログで
僕が転職成功に向けて真剣なサポートが
できることの裏付けとして
”転職に失敗した場合は
報酬をいただかない仕組み”
にすることで
”ビジネスモデルに
転職成功をコミットしている”
ことをお伝えしました。
そのため僕のサポートでは
”転職成功のイメージをはっきりと描く”
ことを重視しています。
一口に転職成功といっても
さまざまな形があり、その形は
転職を考えている方が思い描いている
ライフプランによって三者三様になります。
例えば
① 転職でキャリアアップをして年収アップ
② 退職金制度のない会社に勤めていたが、
福利厚生の整った会社に転職をして改善
③ 職種により、年収が頭打ちになっていたが
キャリアチェンジをすることで改善
④ 就労環境が悪くて体調を崩しそうだったが、
環境の良い会社に転職することで改善
上記のような形がありますが、あくまでも
これらは一例で、上述した通り転職を考えている方が
どのようなライフプランを望んでいるかによって
その成功の形は変わってきます。
そのため
自分自身がどのようなライフプランを
描いていてそのために転職によって
得たいもの(変えたいもの)をはっきりと
イメージできるようになること
が転職成功への第一歩となります。
転職はやみくもに行なっても
絶対に成功しません。
転職後にどのような会社で
どういう職種でどのような働き方を
するのかを明確にイメージできるように
ならないと成功は難しいのです。
そして
成功後のイメージを作っていくうえで
とても大事なことがあります。
それは
今所属をしている会社の常識に
とらわれないことです。
このことについては
実際の転職事例を見ながら
お伝えさせていただきます。
40代前半で
「息子さんを大学に通わせるため」に
転職をされたMさんの事例になります。
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Mさんは20代後半で結婚をされて
2人の息子さんをお持ちでした。
お仕事は新卒で入社をされた会社で
総務事務のお仕事をされていましたが、
2人の息子さんの教育費の悩みを抱えていました。
ご長男の大学進学の際に今のままでは
大学の費用を支払うのが叶わないことを
痛切に感じられて転職を決意しました。
Mさんの当時の職場では昇給も昇格も
難しいこともあり、収入を上げる手段として
転職を選びました。
40代になっての転職ということで
当然不安もあったそうですが、ご家族の支えもあり
最終的に農業機械販売を行なっている会社の
営業職の内定を勝ち取りました。
その際に仰っていたことが
転職をせずにいたら年収も上がらずに
自分自身も成長できずに2人の息子を大学に
通わせる夢も叶わなかったと思います。
”自分や家族の幸せはときに今いる世界の
当たり前を疑い一歩外に踏み出す勇気も必要”
そして
ひとつ後悔していることは、もっと早く
転職をしていたら、より充実した人生を
歩めたのではないかということでした。
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なぜこのようなことを
Mさんが言えるようになったかというと
「息子さんを大学に通わせることのできる」
ような収入を得られる環境に移ったことで、
今までの会社では知り得なかった
世界を知ることができたからに他なりません。
会社で働いていくうちに
働き方や収入などから自分にとっての
常識(当たり前)が形成されていきます。
いわば会社に対してバイアスがかかった状態です。
次回のブログでお伝えをしますが
自分自身がどのようなライフプランを
描いていて、そのために転職によって
得たいものをはっきりとイメージできる
ようになるには
そうしたバイアスを排除していく必要があります。
そうしなければ
自分がいる環境の外の情報に対して
実感を持つことができないからです。
だからこそ、中立の立場で客観的な視点から
転職後のビジョンを描くためのアドバイスが
できる立場の人の存在は大切です。
例えば僕であれば
人事を経験し、制度に精通しているため、
どういう会社であればキャリアを成長させ、
人生設計をしやすいかという視点からの
アドバイスをすることを得意としています。
書類を上手に作成することや面接に強くなれば
「転職すること」はできるかも知れません。
しかし「転職を成功させる」うえで
もっとも大事なのはそこではありません。
大事なのは思い描くライフプランを見据えて
それを実現できる環境に身を置き、
キャリアを成長させていくことです。
次回は
「キャリアを成長させる方法」について
お伝えします。
最後までお読みいただきありがとうございます！
転職FP 眞中 拓也
